2008.05.10 Sat
まーく40のお仕事拝見

こんなところへ♪
国営讃岐まんのう公園 という、それはそれは自然豊かな公園なのです。
犬散歩には最適☆だというのに、実はこの公園では犬はあまり歓迎されません。 入園時に住所氏名などの個人情報を誓約書に記入させられる上に、マナーについてくどくどとレクチャーされ、さらには子供に読んで聞かせるような道徳の語り口で、尚も犬のマナーについて解説している小冊子を手渡され、一応最後には『気をつけて行ってらっしゃいませ〜』なんて言われます。
『他の来園者に迷惑かけんなよ〜』と言ってるように聞こえました(汗)
最近、日本も欧米のように、物事の責任をユーザーなり、契約者なり、末端の人間に押し付ける傾向が強くなってきましたよねぇ。 そう思いませんか? 銀行に行っても、10万円以上の振込みには本人確認の資料を提示させられる上、ATMは使えず、窓口の割高な振込み手数料を強要される。絶対におかしい。
建前上は振り込め詐欺を未然に防ぎ、お客様を守る為!だなんて、綺麗事を言ってますけど、その本質は『何かあった時に銀行へ責任を転嫁されるのを最大限に防ぐ為』以外の何者でもありません。 つまり、銀行サイドはここまで確認作業をして、窓口で職員が対面して注意喚起してるにもかかわらず、自己責任に於いて振り込んだのだから、貴方の責任ですよと、堂々言う為の土台づくりですな。
ああそうかい!自己責任上等!! それなら自己責任でやるから手数料の安いATMを使わせんかいっ!!! 強制的に窓口手数料を徴収しておきながら、さらに何かあったときは知りませんってか!?!? どこまで顧客を舐めてんねん!!!!
同じことは保険、証券、金融全般に共通化してます。 自動車保険なんて最悪ですよ。私、損害保険代理店をしてますが、本当に最悪です。 契約時に顧客に二重三重に確認作業をさせ、署名捺印をとりつけます。これを盾に、何か訴えられても、保険会社は責任を逃れられる訳ですよ。 顧客はそこまでの重い契約作業を課せられてるとは実感が薄い為、いつもどおり気軽に『前年同条件で!』な〜んて言う人が大半。 事故が起こらなければ&契約内容に間違いがなければそれでOKですが、何かあったときに困るのが我々代理店。
上記の銀行と同じで、基本、『ここまで確認作業をして、自分で間違いありませんと、署名してるんだから、今更間違えがありましたといわれても、それ、お宅さんの責任ですから』な姿勢です。姿勢なのは保険会社、つまりお上側であって、顧客側に立つ代理店としてはそんなに冷たく突き放せませんよ、当然。 となると、お上が放棄した責任の一端を担うことになるのです。
お客さんは、いくら時間をかけて説明したところで保険の隅々まで完璧に理解は絶対出来ません。だから『う〜ん、よく分からないから○○さんに任せるよ。』というお客様が多くなるわけで・・ 任されるということは、責任も一緒に共有してくれと言われてるわけで・・。 まあ、信頼されてるから任されるんですけどね。 こんなご時勢になると、何でも疑ってかかる面倒なタイプの顧客の方が、逆にやり易かったりして(笑)
自動車の装備にしても、実際、ABSがついてるだとか、横滑り防止装置がどうだとか、よほど詳しい人でなければ、普通は分かりません。 しかし、自動車保険を契約する際には、これらの色々な装置が割引対象項目になってるので、ひとつひとつ確認して正しい保険料を出さねばなりません。お客様に聞いても、『う〜ん、よくわからないや』という人が多く、私はクルマ屋さんなので現車を見れば大体わかりますけど、保険のみを専門に運営されてる代理店さんなどは、車の構造に疎い方も実際いらっしゃいます。 じゃあ、そんな場合どうするのか?
購入したお店で聞く。メーカーに聞く。などですかね。
じゃあ、もし、そのお店の人なり、メーカーの担当員なりの回答が間違えてたら、どうすんの?ってなりません? その場合の責任は? 聞いた人間、つまり基本、お客様の責任となるのです。でも、お客は普通、自分で手間をかけて問い合わせてはくれません。 当然のように代理店の我々が方々へ問い合わせして調べることになる=代理店にまた責任が圧し掛かる。
実際、保険契約のことで裁判になったときには『告知義務違反』で顧客が負けるケースが多くなってます。しかし上記の通り、保険の引き受けを請け負う代理店が十分確認を怠ったと一部の過失を認める凡例も多いんです。つまり引き受けるのは保険会社本体にもかかわらず、責任は代理店に押し付けられるという構図ですよ! OH! NO!
で、聞きましたよ。
『そんなん、古い車とか構造のよく分からない車の引き受けの時はどうすんのよ! こちらで十分調べてみたものの、間違ってたら代理店の責任なんて、アホらしいぜ! お客は当然、告知したくとも分からないと言うしさ! そんなときどーすんの?』
じゃあ、言いましたよ、保険会社は。
『あくまで告知義務は顧客側にあるため、顧客がわからない場合はその項目についての割引を放棄する旨の誓約書を取り付けたうえで引き受けて下さい。』
と。
お客様に 『付いてる装置が分からないなら割引を受けられませんから、割引を放棄しますか? それとも自分でお調べになり、お分かりになったら再度お越しいただき、改めて契約しますか?』って言えってか? 言えば怒って他の代理店に行っちゃいますよっ。 いや、怒る前に『そちらで調べてよ』って言うか。。。 『うちで調べるとうちの責任になるので調べられません』と言った時点で激怒か(爆)
皆さ〜ん、保険会社は責任逃れの作ばかり講じて、代理店に保険募集をさせて、何かあったときの責任は代理店&顧客に押し付けているのであります。 代理店がそれを指摘すると、代理店も責任を負わないように、顧客へ押し付けよ、との指導です。
最後にもひとつだけ。
香川には小豆島や直島をはじめ、沢山の離島があり、カーフェリーで高松港との往復をしておるのですが、島内に自動車屋サンがないところもあり、車検や修理で、高松のうちのお店に車のみ搬送してくることもあります。もちろん数は少ないのですが。数年ぶりに久しぶりに車検の車が入庫し、出来上がりを某離島へ送り返そうと、先日フェリー乗り場へ行ったのですが、代金支払い時に『この用紙に記入してください』と一枚の誓約書を渡されました。
内容は『止む無き事情により、車両のみを乗船させますが、航海中に如何なる事故、トラブルにが起こったとしても、依頼者が責任を持つことを誓います。』的なもの。
こんな用紙、数年前まではありませんでした。 車両単独乗船でトラブルが頻発し始めたという話も、特に聞きません。 明らかにフェリー会社が、昨今の世の中の風潮に流されたとしか思えません。
ああ、いやだ。
こんな殺伐とした責任逃れの社会構造。
そんなせこい人間にはなりたくないまーく40は、日々リスクを請け負いまくってます。
『保険のことだったら、全部私にお任せください!』って言いたいじゃないですか。
・・・。
ああっ!! 愚痴ってるうちに終わっちゃった(大汗)
まんのう公園の様子は、じ、次回に(滝汗)
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